藤代だより
2012年11月号
日中は暖かいものの
朝晩はめっきり冷え込み、早朝の市場通いが厳しくなってきました。冷え込みとともに相場が落ち着かずお騒がせしてすみません。仕入部酒井です。
最近市場に入るとかぶ類が高く積まれているのをみかけます。天かぶや聖護院かぶ、小かぶなど様々です。
かぶは古くから日本にある野菜のひとつで「日本書紀」にもかぶに関することが書かれているそうです。
現在は「小かぶ」と「大かぶ」に大別されて、関東で一般的に売られているものが「小かぶ」。
天王寺かぶや聖護院かぶは「大かぶ」の代表格。
また各地に独自の品種が多く、80もの種類があるとか!!
岐阜の紅かぶ、山形の温海かぶ、藤沢かぶ、滋賀の日野菜かぶなど個性的なものも入荷しています。
実の柔らかさは、春のほうが良いかもしれませんが、きめの細かさ、甘さは、寒さの厳しくなるこれからの時期が一番おいしい!と個人的には思います。
あの純白の実には和、洋、中どのだしにも合う万能さがあり、葉も栄養価が高く無駄にするところがありません。
そして食事にはもちろん、お酒にもぴったり・・・
欧米種のルタバカ(スウェーデンかぶ)や黄かぶも入荷しています。
かぶ類、絶好調です。ぜひご利用ください。