藤代だより

2020年12月号

2020年の暮れに

依然、コロナ禍に振り回され、もがき続けて気づけば12月になっていました。
夏場の青果相場高騰が嘘のように安相場の今現在です。

先日、都筑・港北区の生産者さんを訪問しました。
各生産者さんの畑はどこも順調で、皆さん出荷作業に追われています。
朝晩は冷えますが、日中は15度以上の晴れ間が続き、野菜全般順調すぎる生育で年を開けてしまうと出荷するものが無くなるのでは?というほど前進出荷しています。

今年は夏秋に大きな台風の被害もなく、潤沢な入荷の影響で、11月から12月は安相場の為
生産者さんや青果販売関係者には「豊作貧乏」な状態です。
しかし天候などの自然現象には潮の満ち引きのように揺り戻しがありますので、この先は冷え込み・雪・乾燥などがあるかもしれません。
何が起きても踏ん張れるしなやかで強い足腰を持ち続けたいものです。
自然の力にいともたやすく翻弄される人間社会、驕ることなく謙虚でないといけないと改めて思います。

それでも畑に来ると楽しいです。順調に成長している野菜は美味しそうです。
この気持ちを、旬な情報を、引き続き発信していけるよう努力いたします。
本年もご指導いただき本当にありがとうございました。
来年はコロナ騒動が終息し、皆様においしい青果を届け、皆様が素晴らしいお料理を作っていただけることを願っております。

商品部 酒井

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