藤代だより

2020年11月号

セレタスについて

長雨、猛暑の夏が過ぎ台風被害も少なく青果市場の入出荷も安定してまいりましたが「コロナウイルス」による混乱は終息の目途が立たないまま年末を迎えそうです。
グループ一丸となり感染予防対策を徹底し、引き続きおいしい青果をお届けできるよう日々精進いたします。


早速ですが、先日 横浜市都築区の角田さんと北村さんの畑に現在お作りいただいている「セレタス」を確認する為、お邪魔させていただきました。
お得意先様からの紹介で知った葉野菜で、白菜とキャベツの掛け合わせによってできた商品でひと昔前に市場に出回ったことがあるそうですが、私は全く知りませんでした。
そこでチャレンジャー精神の塊・角田さんに「セレタス」栽培のご相談をさせていただいたところ、ご近所の北村さんにもご協力いただき作付けが現実のものとなりました。

実はお二人とも「セレタス」をご存知ではなかったため、種を仕入れて蒔いたものの
途中経過もゴールもわからない状態で
「初めて作る作物は全く答えが分からないので大変だよ!」と角田さん。
それでも畑にはスクスクと育った「セレタス」が見事に並んでいました。
「セレタス」を何個か切り取りその場で食してみたところ、[見た目]は白菜、[食感]はシャキシャキで、[味わい]はキャベツのよう。
とても不思議な感じなのですが美味しくて、途中経過としては良好な印象でした。
これから寒さに当たれば旨味がさらに増してくると思います。
11月中旬頃から数量限定ですが「セレタス」販売開始しますので、ご期待ください。

皆様のご尽力で今回も面白く、おいしい野菜を知ることができました。この先しっかりとご恩返しをして、調理する・食する全ての皆様に喜んでいただけるようしっかりとご案内させていただきます。

今後とも宜しくお願い致します。

商品部 酒井

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